【文章術】文章は時系列に書くべきか?

「時系列に書くのが、基本だ」

そう聞いたことありませんか?

 

たしかに基本といえば、基本です。

時系列に整理して書けなければ、応用も発展もできません。

ある程度、すらすらと書けるようになるまで、時系列にまとめるというのは必要です。

 

さらに小説のような長~い文章になると時系列がぐちゃぐちゃで、行ったり来たりするようなものだと読者の頭がこんがらがってしまうということもあります。

読者はストレスを感じるものを読もうとは思わないので、時系列を意識するのは大切です。

 

ですが、短文の場合は少し工夫した方がいいです。

 

例えば、こんな文章はどうでしょう。

例1

いつものように朝起きて、満員電車に乗って会社に向かった。

そして、会社につくと、すぐに机に溜まった書類を処理しはじめた。

昼からは会議があった。あまりにつまらなくて、まったく聞いていなかった。

いつもと変わらない日常。

そして、ようやく仕事が終わって帰ろうとしたとき、

田中君から「ちょっと話がある」と呼び止められた。

すると、田中君に「別れてくれ」と言われた。

わたしは田中君と1年前から付き合っている。社内恋愛だ。

別れたい理由を聞いても、まったく答えてくれない。

ただ別れたい…それだけしか言ってくれない。

わたしはなすすべなく、受け入れるしかなかった。

家に帰ると、わたしはすぐにお風呂に入った。

そして、バスタブの中で泣き続けた。

これが時系列に書かれた文章です。

まぁ、とにかく普通ですよね(笑)

これをちょっと工夫してみます。

 

例2

田中君に「別れてくれ」と言われた。

わたしは田中君と1年前から付き合っている。社内恋愛だ。

別れたい理由を聞いても、まったく答えてくれない。

ただ別れたい…それだけしか言ってくれない。

その日は、いつものように朝起きて、満員電車に乗って会社に向かった。

そして、会社につくと、すぐに机に溜まった書類を処理しはじめた。

昼からは会議があった。あまりにつまらなくて、まったく聞いていなかった。

いつもと変わらない日常。

そして、ようやく仕事が終わって帰ろうとしたとき、

田中君から「ちょっと話がある」と呼び止められたのだ。

わたしはなすすべなく、受け入れるしかなかった。

家に帰ると、わたしはすぐにお風呂に入った。

そして、バスタブの中で泣き続けた。

 

いかがでしょうか?

この話の核心(面白いところ)は、「いきなり別れ話を切り出されたところ」です。

面白さを持たせて、ぐっと読者を引き込むためにはこれを最初に書いた方がいいでしょう。

 

短い文章は、初めの1文が大切です。

 

例えば、ブログでも最初に「カレにフラれました……」なんて書いてあったら、「え?なんで?」ってなりますよね。

 

短い文章ほど、おもしろいところから書く! このテクニックは結構使えます。

1.核心(おもしろい)部分を書く。

2.そこに至る経緯を書く。

3.さらに核心(おもしろい)部分とつながっていることを書く。

これを覚えておいてくださいね。

ちょっと順番を入れ替えるだけ!

色々と使えますよ!

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