運命の扉がひらいた瞬間!!

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─前回からのつづき─

 

、図書館へ行き、端っこの棚から、一列ずつ順番に書籍の背を眺めていきます。

書かれていたタイトルを、ザーっと見ていったのです。

 

そして、少しでも興味を引いたもの、ピンと来たものを手に取るようにしました。

 

 

目次をめくり、どんなことが書かれているのかをチェックします。

 

本文をパラパラと見て、読みたいと思えば、借りていきます。

 

これまで興味をもったことのないジャンルでも、毛嫌いせず、おもしろそうと思ったタイトルは、すべて手にとるようにしていきました。

 

半日かけて図書館の列を歩いていくと、10冊ぐらいは借りたい本が見つかります。

 

一度に借りられるのが、10冊までなので、上限になった時点で、家に帰ります。

 

そして、借りてきた本を1冊ずつ読み込むのです。

 

すべてが最後まで読めるわけではありません。

途中で読む気がなくなってしまうものもあります。

 

しかし、そんなことはお構いなしに、次々と読んでいくのです。

 

10冊分を読み終えた時点で、また図書館へ行きます。

借りていた分を返却し、また同じように一列ずつ眺めていくのです。

 

 

の作業を何回か繰り返しているうちに、興味のあるジャンルがわかってきます。

 

心理学や社会学、医療、法律や経済、、、

 

ついでに、新聞もいろいろと目を通すようにしました。

 

なにかをムサぶるように求めていたのです。

 

 

そんなある日、強烈な印象を残す1冊の本と出会います。

 

斉藤茂太先生の『いい言葉は、いい人生をつくる』

 

どんなことが書かれていたのかは、今となってはよく覚えていません。

 

が、その時の自分の気持ちが、とてもラクになりました。

救われるような気がしたのです。

 

ただ、本の内容以上に印象に残ったのは、モタ先生のプロフィール。

 

精神科医だそうですが、本もたくさん書いている。

弟も精神科医にして作家。

お父様も精神科医にして歌人。

 

これが私にとって、とても衝撃的だったのです。

 

 

 

つう、医者になるのは相当たいへんなはず。

作家になるのも、相当たいへんなはず。

 

それを両方ともやりとげているのです。

しかも、ご家族みんなが。

歴史に名を残すほどのレベルで。

 

私のそれまでの感覚ですと、「医者は医者」「作家は作家」

 

この概念をあっさりと打ち破られたわけです。

 

私の常識の外側にあるスタイル。

それが斬新だったのです。

 

どう斬新だったのかというと、、、

 

医者になったら、ふつうは定年まで医者をやる。

会社に入ったら、ふつうは定年までその会社にいる。

弁護士になったら、働けなくなるまで弁護士をやる。

保育士になったら、働けなくなるまで保育士をやる。

 

つまり、自分の未来は職業を選んだ時点でほぼ決定づけられる。

とすると、大学で学部を選んだ時点で、ある程度の枠が決まり、卒業するときには、ほぼほぼ確定しているということ。

 

で、就職したあとは、結婚相手を選び、住む家を選び、子どもを育て、とやることが決まっていて、それをひたすらこなしていく毎日になる。

 

そういうものだと思っていたのです。

 

 

ころが、斉藤家の方々は、医者になって、医者をやりながら本を書いている。

 

社会に出てからも、仕事を選んだり、増やすことができるのです。

 

今であれば、違和感が少ないのかもしれませんが、10数年前の私にとっては、初めて知る世界でした。

 

たんに私の常識が狭かっただけ、というのもあります。

 

学校を出て、会社に就職したとしても、そんなことを知る機会がありませんでした。

世間しらずもいいとこですね。

 

それから、モタ先生の本を何冊も読みました。

モタ先生はたくさんの人を幸せにしている様子が伝わってきました。

 

生きることのよろこび、好きなことをする楽しみ、充実した毎日を送る秘訣を、モタ先生はわかりやすい言葉で教えてくれるのです。

 

 

この出会いは、私の運命の扉を大きく開くきっかけになりました。

 

─つづく─

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